10時間でいけるヨーロッパの玄関では「地元名物ソーセージ」を食べる!

近年、フィンランドの首都ヘルシンキと、日本を結ぶ便が増えています。2018年の時点で、日本とヘルシンキを結ぶ路線は週31便。日本人にとってヘルシンキ・ヴァンター国際空港は、10時間ほどで行けてしまう欧州有数の玄関口です。

サウナを満喫や北欧雑貨巡りもよし。ムーミンやサンタクロースの故郷を尋ねる旅だってアリですが、ヨーロッパ各国への乗り継ぎに利用するのも便利!日本から遠くまで飛ぶご機嫌な道中にするには、まず玄関口でのこんなトランジット飯がオススメ。

ガブッと豪快にかぶりつけ!
フィンランド名物のハンドグルメ

ゲート52付近にあるのは『Helsinki Sausage Co.』。地元、ヘルシンキで作られたソーセージを堪能できるお店。皮がしっかり固めで、バリッと弾けると同時に溢れ出てくるのは旨味の凝縮された肉汁!それをキャッチするバンズの旨さにも舌が唸ります。

日本で見慣れているひょろっとしたタイプのソーセージではなく、だいぶ肉厚なのでミートガイにはたまらないでしょう〜。ソーセージとピクルスのみバンズに挟まれた状態で渡され、ソースはお好みでかけ放題。肉そのものの味がしっかりあって、ヨーロッパのソーセージってほんっと美味しいんですよね……。

お値段は、ホットドッグとドリンクのセットで約1100円。この値段、一見高そうに思うかもしれませんが、そのボリュームと味わいに納得できるはず。

ソーセージと言えばドイツのイメージが強いですが、「グリッリ・マッカラ」と呼ばれる大ぶりサイズのソーセージは、ここフィンランドの名物料理。

皮がパツパツになるまでグリルで焼き、熱々のうちにマスタードをかけて頬張る。片手にはキンキンに冷えたビールがフィンランド流。彼らにとって、バーベキューといえば「グリッリ・マッカラ」が定番!寒さが厳しい冬でも、キャンプが気持ちいい新緑の季節でも、幸福な食卓をつくる上では欠かせない存在です。

ドイツ人に負けないくらいソーセージ愛の深い、地元フィンランドで丁寧に作られた肉厚ジューシーなホットドッグ。ビールとセットで召しあがれ!

©Dainis Derics/Shutterstock.com

『Helsinki Sausage Co.』
所在地:フィンランド/ヴァンター国際空港

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。