ロンドンに行ったら、美味しい食べ物は空港内にあった

旅行好きは「イギリス料理は不味い」なんて噂や言葉を聞いたことあるのではないでしょうか?
残念ながら、嘘か真か長年そう言われ続けてるのは事実です。
なので、西ヨーロッパのハブ空港である、ロンドン・ヒースロー空港を利用する機会は数あれど、「イギリスだから」を理由に食事に期待しないという人も多いはず。

ですが、ヒースロー空港の制限区域内にある「キャビア ハウス アンド プルニエ シーフード バー」は、そんな噂を吹き飛ばします。

「イギリス料理は不味い」って言ったの誰?
空港のスモークサーモンが美味過ぎなんだけど

お店の構えもカウンター席のみのシーフードバーでメニューも豊富。

提供されているキャビアは絶品ですし(ただし、100ポンド以上!)、空港内なのにプリッとした生牡蠣だって食べられたりします。
次のフライトの機内食を待つより、空港でこんな贅沢な食事を済ませておくほうがよっぽど高い満足度。 

で、この店にきたらやっぱりお目当はスモークサーモン
きざんだチャイブをふりかけ、レモンを絞っていただくイギリス伝統スタイル。
このスモークサーモンだけは、イギリスの食事はダメって言われ続けた時代でも美味しいと評判を得ていました。
しかも、メニューの中で一番安く、大人ふたりでも十分なくらいの量もあります。

合わせる飲み物は、パブ文化が発展したイギリスらしいビールもいいですし、シャルドネなどの白ワインもいい。

お店のあるエリアもそうですし、空港全体はガラス窓で光が入りやすい綺麗なデザイン。
世界各国の飛行機がこれでもかと集まるヒースローなら、席からゆったりとたくさんの飛行機を眺めながら、何杯もいけちゃいそうです。

絶品サーモンを堪能しながら世界の交わりを眺める旅のひと時。この「トランジット飯」だから過ごせる贅沢。
ついつい長居して、乗り遅れにも注意ですよ。ヒースローは搭乗口まで遠い巨大空港ですから。

「Caviar House & Prunier Seafood Bar」

所在地:イギリス/ロンドン/ヒースロー空港

©Alexandre Rotenberg / Shutterstock.com
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