クアラルンプールの辛いチキンが断然美味い理由
クアラルンプール国際空港はアジア最大のハブ空港。マレーシア各所だけでなく、アジア各地への乗り継ぎでの利用が多いことでも知られます。
アジア文化の多様さが交差する上に、世界から訪れる旅行者やビジネスマンも多いこの空港で紹介する「トランジット飯」は、チキン料理のお店『Nando’s(ナンドーズ)』。
このチキン、南アフリカ発祥だけど
マレーシアで食べる価値あり
この『ナンドーズ』は、実はポルトガルとモザンビークがテーマの南アフリカ発祥のカジュアル・レストラン・チェーン。
日本にはまだ未上陸ですが、世界各国に展開されているみたい。
ですが、このマレーシアを訪れるタイミングだからこそ、『ナンドーズ』のチキンを食べてもらいたい理由があります。
マレーシアは多民族多宗教国家。宗教により食べられないのが豚だったり、牛だったりします。
なので、みんなで楽しく食事ができる肉料理=鶏肉ってことなんです。
そのため、調理法やスタイルもいろいろあり、流通や競争も活発……などの理由から、マレーシアのイスラム系のレストランは大抵チキン料理が美味い。
一押しは看板メニューのペリペリチキン。
ピリッとくる特製のソースに24時間漬け込んだでっかいチキンを炭火で焼き上げた一品。
サイズと辛さが選べるので、辛いのが苦手、ちょっとだけ食べたい、という方にもOK。
ちなみに、「ペリペリ」とは辛いって意味で、日本語で言えば「ピリピリ」とかと同じ。
購入したあとは数種類のソースがかけ放題なので、自分の好みを探すのも楽しい。書いているワタクシ的にはレモン&ハーブがオススメです。
カジュアルですが、店の雰囲気もよく、長い時間を過ごすのにも不便はなさそう。
世界中にある『ナンドーズ』ですが、旅の思い出として、その土地の料理文化を知るという意味でも、クアラルンプール国際空港でペリペリチキンを食べてみるのいかがでしょう。
「Nando’s」
所在地:マレーシア/セランゴール州セパン/クアラルンプール国際空港