廃棄率0%を実現。石けんで作った「シャンプーボトル」

「未来をデザインする」をコンセプトに革新的で持続可能なエコプロダクトを表彰する「Green Product Award 2019」に選出された「SOAPBOTTLE」。コペルニクス的転回でデザインされたこのプロダクトは、とにかくムダがなく環境にやさしい。

あれこれ説明するよりも、下図を見れば、このアイテムの言わんとしていることが伝わるはずなので、ぜひピンチアウトしてほしい。

©2018 Jonna Breitenhuber

シャンプーやコンディショナーといったリキッドタイプの洗髪剤を入れるパッケージを丸ごと石けんで作ってしまうという発想。

昨年、ベルリン芸術大学を卒業したばかりのプロダクトデザイナーJonna Breitenhuberのアイデアは、いたって単純明快なもの。

石けんが薄くなり穴が空いたら……? ハンドソープとして使うか、あるいは細かく削って液体石けんという手もある。

ユーザビリティに適ったものではないかもしれない。詰め替え用パウチを買ったほうがコスパはいいはず。それでも、選択肢としてSOAPBOTTLEを手にする人は、今の時代には少なくないはず。

利便性やコスパよりも環境への配慮を──。21世紀の消費トレンドを象徴する発想とデザインのSOAPBOTTLEに市場がどう反応するか興味深いところだ。

©2018 Jonna Breitenhuber
好奇心を満たそう!60秒以内で読める記事

関連する記事

「イオン」の限定商品として5月に登場したヘアケア商品「VEGAN STYLE」は、「ヴィーガン認証」「ハラール認証」の両方を取得したヘアケア市場初のアイテム。
中身を覆っているフィルム部分は水に溶けるようになっていて、ゴミは出ないし持ち運びに便利なシャンプー。
お風呂のソムリエが作った「お風呂で洗えるマスク」は、サッと洗えてすぐに乾く。イタリアのバスローブの生地を利用したその素材は、丈夫で汚れも目立ちにくく、使い...
スイスのデザイン会社が作った「キーオーガナイザー」がスタイリッシュで機能的。天然木やスノーボード、LPレコードなどの廃材から作られ、サステイナブルかつオシ...
時代を超えて愛される駄菓子は、子どもだけの楽しみにあらず。真面目に駄菓子とスパークリングワインのペアリングを検証してみました。
応援購入サービス「Makuake」にて、ブリティッシュデザインのステンレスボトルが登場。見たことがないようなデザインは見た目だけで欲しくなる。
竹から生まれたサステイナブルなコーヒーカップ「Ecoffee Cup」から新デザインが登場。新作のモノトーンカラーをはじめとするクールで大人な雰囲気が漂う...
リサイクル率が約97%というアルミ缶を使用した「ナチュラルミネラルウォーター・アルミボトル缶」が先月29日(月)から販売開始。
「日本コカ・コーラ株式会社」のナチュラルミネラルウォーター「い・ろ・は・す 天然水」が、3月9日、リニューアル。100%リサイクルペット素材を使用したニュ...
「VSSL フラスク2.0」は、お酒などのドリンクを入れられるボトルでありながら、懐中電灯としても使えます。
日本初のノンアルコール飲料専門ECサイトとして、ノンアルブームの一翼を担ってきた「MARUKU」が、プラベートブランド「MARUKU AF」を創設。第一弾...
大正13年創業の石けんメーカー「木村石鹸」から、お気に入りの香りを作れるボディスクラブがデビュー!
SNSで話題のLA発テックアクセサリーブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」から、マイボトルとして使えるウォーターボトルが登場。
今、僕らがリアルに、使っているもの、使えるもの。
外食が途絶え、およそ80,000杯分(約2万L)のビールが消費されずに余剰となった今春。これを廃棄するのではなく、新たにクラフトジンとして蘇らせるプロジェ...
廃棄食品を再利用して、新たな食べ物にする。3Dプリンターを使って、食べ物を作る。どちらもすでに注目されている取り組みですが、この2つを組み合わせた企業がオ...
ハイトーンでカラーリングした髪の毛の色をキープするのは難しい。サロン帰りのあの色味は、もってせいぜい2週間程度という実感。そこからはもうシャンプーするたび...
「チーズ」と「ベーコン」の香りがするシャンプー&リンスを発売したベーグル専門チェーン店。意外すぎる発想の背景には、誰しも感じたことのある朝の気だるさへの応...
応援購入サービス「Makuake」にて、5色のボディカラーと4種の蓋から選んでカスタマイズできるステンレスボトル「MY BOT」が登場。オプションにてフル...
再生可能な自然素材を用いて作られた「機内食用トレイ」。サステイナブルの波が空の旅を変えようとしている。

おすすめ記事

「ラムを作ろう、壁ではなく」というタイトルのユニークな動画広告は、オーストラリアのラム肉メーカー「Australian Lamb」が制作したもの。「私たち...
埼玉県、名栗エリアの北欧文化を体験できる施設「Nolla naguri(ノーラ名栗)」が、グランピングエリア開業にともない2021年4月29日(木)にグラ...
浜松市の鉄工所がつくったジュラルミン仕様のペグ。強度はもちろん、らせん形状に秘密あり。
大分県の景勝地、耶馬渓に3日間限定でが「耶馬溪トンネルホテル」がオープン。客室となるのは道路に設置されたキャンピングカー。トンネル内には、建築家・佐野文彦...
1月4日、米「中央情報局(CIA)」の公式サイトが刷新され、現代風にアップデートされたロゴが公開された。どうやら若者へ向けた採用活動を大きく進めるためのリ...
NBAの「ロサンゼルス・レイカーズ」に所属している選手、アンソニー・デイビスが着用し話題となっていた「ナイキ」のサステイナブルな新作バスケットボールシュー...
「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」のミュージアムショップがセレクトしたスピーカー/ラジオ「OB‐4 マジックラジオ」が日本初上陸。DJコントローラーの...
手持ちのマスクが最強になるスペシャルなマスクカバーが、トラベルギアブランド「TO&FRO」から発売。
米・ニューヨーク市の「ハドソン・リバー・パーク」と「ジャビッツ・センター」が増設されることが分かった。
昨年に続き、ニューノーマルを求められる2021年。在宅ワークはたしかに浸透したかもしれない。でも、皆がみな「家=シゴトの場所」とできているかは……。生活の...