遭遇率0.00005%!?都内を走る「お年玉タクシー」に乗車できるか

初詣、福袋、お年玉……新年ならではのイベントが目白押しの2025年。街行くタクシーの中にも、幸運を運ぶ特別な車両が登場する。「大和自動車交通株式会社」、「株式会社ニューステクノロジー」、「S.RIDE株式会社」が共同で企画する「お年玉タクシー2025」だ。

わずか2台限定
遭遇率は0.00005%!?

「お年玉タクシー2025」は、元旦から12日までの期間限定。東京都内23区・武蔵野・三鷹地区を走行する予定。ただし、その台数はわずか2台。都内を走る約4万台のタクシーの中で、この「お年玉タクシー2025」に出会える確率は、計算上0.00005%しかないという。

乗車すると何が起こる?
「お年玉タクシー」だけの特別体験

では、幸運にも「お年玉タクシー2025」に乗車できたら、一体どんな体験が待っているのだろうか。

車窓には「お年玉タクシー2025」と大きく描かれたラッピングが施され、否が応でも高揚感は高まるだろう。そして、乗車すると、移動時間の情報番組「HEADLIGHT」でお馴染みのMC、安東弘樹さんと森香澄さんが画面に登場。新年の挨拶とともに、豪華賞品が当たるキャンペーン情報が案内されるんだそう。さらに、乗務員から乗車記念ステッカーがプレゼントされるなど、新年ならではの特別な演出が用意されているようだ。

©大和自動車交通株式会社

「体験型マーケティング」で消費者へ訴求

企業が商品やサービスそのものではなく、顧客体験価値の向上に力を入れる「コト消費」が注目されている。今回の「お年玉タクシー2025」企画も、まさに「コト消費」を意識したマーケティング戦略のひとつ。

期間限定台数限定という希少性に加え、乗車記念ステッカーや車内動画など、「お年玉タクシー2025」に乗車すること自体を特別な体験にすることで、企業やサービスの認知度向上、好感度向上を図るというのも上手い。

近年、InstagramなどのSNSでは、「#体験型」「#コト消費」といったハッシュタグと共に、多くの体験が共有されている。企業が仕掛けるこのような遊び心あふれる企画は、SNSでの拡散も期待でき、消費者への訴求力が高いと言えるだろう。

「お年玉タクシー2025」は、乗客だけでなく、街行く人々にも幸運と笑顔を届ける存在となるはず。2025年の幕開けは、ぜひ「お年玉タクシー2025」を探してみてはいかが?

お年玉タクシー2025

【走行場所】東京都内23区・武蔵野・三鷹地区
【走行期間】2025年1月1日(水)~1月12日(日) 
【台数】2台限定(国際自動車・大和自動車交通) 
※タクシーアプリ「S.RIDE」よる指定配車は不可

 

Top image: © 大和自動車交通株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。