「旅先だと便秘になっちゃうの…」って人は読んでください by Hotels.com

以前、ヨーロッパを共に旅した先輩は、旅のストレスで5日も便通がなく、「このままでは腸が破裂してしまうのではないか……」という恐怖に、連日恐れおののいていた。

しかし、環境が変わる旅先では体内のリズムが崩れてしまう人も多いため、この「旅先便秘」、じつは結構あるあるだ。

では、どうしたら旅先でも快腸でいられるの? そんな疑問に答えるため、「Hotels.com」では、YOGA・SUP YOGAインストラクター兼ライフスタイルアドバイザーであるTAMAO先生監修のもと、「旅先で美腸を保って旅を思い切り楽しむ10のヒント」を、人気イラストレーター八重樫王明氏のイラストと共に紹介している。

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〜旅先で美腸を保つ10のヒント〜

 

①酵素やサプリを持参して毎日朝・夜の2回飲む

酵素は善玉菌を増やして腸内の環境を改善してくれるので、便秘にはとても効果的。また、酵素はタンパク質を分解する効果もあるので、消化をサポートし代謝を良くしてくれる。

 

②水を毎日2リットル以上飲む

旅行中はつい観光や移動に夢中になって、気が付けば水分を取り忘れていたり、お酒やコーヒーをつい飲みすぎることで体内の水分が失われてしまうことも。便の主成分の一つが水分なので、いつもより運動量の多い旅行中は、とくに多めの水分補給を心がけることが大切。

 

③毎朝、寝る前に簡単にヨガをする

とくに魚のポーズや鋤(すき)のポーズは、鎮静効果やリラックス効果があり、腹部の不快感を和らげてくれる。ねじりのポーズ、ガス抜きのポーズ、そしてコブラのポーズは血行を良くし、消化を促す効果が。

 

④朝は固形物を摂らず、フルーツかスムージーのみ

朝は排泄の時間。固形物の摂取を控えると、それを消化するために胃に集まっていた血液は体中を循環し、排泄効果が高まる。その結果デトックスが進み、脂肪の分解や便秘解消などの効果が期待できる。

 

⑤睡眠のリズムを崩さない

睡眠のリズムが崩れると、消化管の運動神経である「交感神経と副交感神経」からなる自律神経も十分に休息できず、自律神経失調の状態が起こりやすくなってしまう。

 

⑥おへそのあたりから「の」の字を書くように、おへその下、右下腹部、おへその上、左下腹部とマッサージ

大腸の形に沿って、おへその下あたりから時計回りに手のひらでゆっくり10回ほど「の」の字を描く。消化を促すために、寝そべるよりは身体を起こした状態で、ゆっくり呼吸をしながらやると効果的。

 

⑦よく歩く

運動を怠ると全身の血行が悪くなり、腸の動きも鈍くなる。歩きやすい靴を履いて少しだけ意識して多く歩くことが効果的。

 

⑧食べすぎたら翌朝はプチ断食

少し食べすぎたかなと思ったときは、翌朝は胃腸を休め、水、または白湯のみを摂取。デトックス効果があり、腸をリセットすることができる。

 

⑨リラックスグッズを持参する

荷物にならないアロマや音楽、お気に入りのボディークリーム、足のリラックスシートなど、自分がリラックスできるアイテムを旅先にも持参し、五感のバランスを整える。

 

⑩現地の食物繊維や乳酸菌を摂る

便の主成分の一つである食物繊維と、腸内を酸性に保ちながら善玉菌を育ててくれる乳酸菌を現地の食物から摂取できるとより効果的。善玉菌は腸内フローラのバランスを整えたり、腸の運動を活発にして、便秘や下痢を防ぐ効果が。

 

 

結局、ヨーロッパ周遊6日目にやっと便通に恵まれた先輩。このアドバイスを知っていたら、あの時の旅はもう少し力を抜いて楽しめたかもしれない。

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