「国産コーヒー」のことを話します。「おもしろいよ」って話です

「コーヒーが好き」

 

って一ミリでも思うなら、そしてコーヒー好きだって周りに明言するならなおのこと、「国産コーヒー」のことを知っておいてほしいんです。この頃、「国産コーヒー」が、どんどんおもしろいことになっているから。

今やとっても盛り上がる日本のコーヒーシーンでは、焙煎の方法や加減、豆の産地、ドリップの仕方など、好みのコーヒーに出会うためのいろいろな選択肢ができました。

グアテマラやコスタリカやブラジル産、浅煎りも深煎りもあらゆるカフェやバリスタさんの美味しいコーヒーもぜーんぶ制覇したぜってコーヒー好きさんもいるかもしれません。が、そんな方々にもまた一つ、是非とも試して欲しい素敵な選択肢が、「国産コーヒー」なんです。

一体何がおもしろい?端的に言うと?などなど、結論を急ぎたくなった皆さま。何がと聞かれれば、それはまだわかり始めたばかりではあるのですが、現段階でざっくり言うとこんな感じ、という形でご紹介したいと思います。

 

「詳細は、本編へGOしてくださいね」

 

ということを最初に潔く申し上げておきつつ……。

そもそも日本で作れたのか!
・・・という意外性

コーヒーの本をいくらめくってみても、コーヒーの産地として「日本」を紹介しているものはなかったのですが、実はもう、何十年も前から日本のコーヒー作りは始まっていました。はじまりは、小笠原。それは明治の時代、一説では200年も前に始まっていたとも言われているのだとか。

主要な生産地は、奄美、沖縄、小笠原など。そこで今も、日本のコーヒーを育ててきた生産者さんたちは頑張っています。じつは、すでにそれ以外の所でも……?(後藤コーヒーファームの記事はコチラ

美味しいコーヒーを作るための
あらゆる過程での実験が可能

国産コーヒーの存在をすでに知っていた人たちの間では、その味は、「個性がないのが個性」なんて言われ方をしてきました。

今まで日本のコーヒー屋さんのほとんどは、グアテマラやブラジルなど、海外のコーヒー産地から豆を取り寄せ、その段階からできること(例えば焙煎法や、ドリップの仕方、ブレンドの具合など)で味の個性を出していることがほとんど。

しかし、コーヒーに「栽培段階」から携われば、土や水、温度や日照具合などの生育条件、種子や果実、生豆など、あらゆる段階のものを対象にして、コーヒーの味の研究ができるのです。

国産コーヒー栽培の現場では今、きっと皆さんの想像を上回るような、「日本の味」が生まれてきています(自家焙煎珈琲スマイルの記事はコチラ)。

生産者が、人として魅力的

日本のコーヒー生産地はこれまで、台風や大雨、暑さなど、さまざまな試練に幾度となく襲われ、生産者さんたちは計り知れない苦労を乗り越えてきました。でも、私が実際お会いした生産者さんたちは皆全然辛そうではなく、むしろ不思議なくらい楽しそうにコーヒーを育てていました(吉玉農園さんの記事はコチラ)。そういう前向きさも要因の一つだと思うのですが、彼らの周りには自然と人が集まってきています(宮出珈琲園の記事はコチラ)。信念や働き方がかっこいい。そして、おもしろいことがどんどん実現していってる……。

ただこれに関しては、「みんながやっていないことを真剣に面白がってやっている人が好きだ」という、個人的な気持ちも背景にあるかもしれないです(笑)。

まだ、その魅力に
気がついている人が少ない 

今、ようやく「日本生まれのコーヒー」は形になりつつあります。しかし、現段階ではその味どころか、存在すら知らない人も多く、「誰が」、「どんな思いで」、「どんなふうに」作っているのかまでを知る人はほとんどいません。国産コーヒーは、「味」の可能性もさることながら、新しい産業としての可能性だって秘めています。

みんなが飛びついているものは、誰でも見に行きたくなるもの。でも、その対局には、これからもっとおもしろくなるものが潜んでいます。「国産コーヒー」もその一つ。まだ自分の周りの誰も知らないものを、自分が一番に覗きにいくなんて、とっても贅沢だと思いませんか?

Top image: © 2019 ETSU MORIYAMA
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