1月2日〜公開!「テレビの現場」に迫るドキュメンタリー映画「さよならテレビ」

2018年9月に放送された「東海テレビ」開局60周年記念番組『さよならテレビ』が映画化。年明けの1月2日から東京「ポレポレ東中野」「名古屋シネマテーク」ほかで順次公開される。

同番組は、東海テレビのドキュメンタリー班が約1年半をかけ、自社の報道部を密着取材したもの。ドキュメンタリーとして、視聴者以上に全国のテレビ関係者に大きな反響を呼んだ作品。

テレビの現場で起きてる“リアル”を追う内容となっており、視聴率とジャーナリズム、労働、人間疎外、過去の放送事故といった生々しい真実が映し出される。

劇場版は、テレビ放送された77分に新たなシーンを加えた109分バージョン。YouTubeに公開された予告編には、共謀罪や不適切テロップ騒動に斬り込む様子や局員が密着を続ける自社のカメラに敵意を向ける姿などが確認でき、数々の伝説のドキュメンタリーを世に送り出してきた東海テレビの“本気”が垣間見える。

「オワコン」「マスゴミ」と揶揄され、その存続さえも危ぶまれるテレビという文化。テレビに接する機会が多くなるであろう年末年始を過ごしたうえで鑑賞すれば、より考えさせられるものが多くありそうだ。

©東海テレビ放送
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『さよならテレビ』
【公開】2020年1月2日(木)〜
【上映劇場】ポレポレ東中野、名古屋シネマテークにてお正月ロードショー、ほか全国順次公開
【監督】圡方宏史
【音楽】和田貴史
【上映時間】109分
【配給】東風

Top image: © 東海テレビ放送
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