「痴漢」されたらスマホアプリで車掌に通報し、車内放送を流す実証実験をJR東日本がスタート

痴漢、ゆるすまじ!

今、世間をザワつかせている「スマホアプリで痴漢を車掌に通報する」というJR東日本の実証実験。その仕組みはこうだ。

スマートフォンに専用アプリをインストールした乗客が、列車内で痴漢行為を受けた際、アプリのボタンを押すことで車掌に通報。車掌は、携帯するタブレット端末内の専用アプリの通知内容に基づき、注意喚起の車内放送を行う。

実証実験の第一弾は、2020年2月下旬から3月中旬の期間、埼京線の大宮〜新宿間で行われ、その結果を踏まえて第二弾が6月以降、埼京線車内で行われるという。

2020年は、海外からもたくさんの人が日本にやってくる。全ての人にとってより安全で安心な日本の鉄道を目指すJR東日本の新たな試みに期待したい。

ところでこのニュースから、頭の片隅でフッと思い出したことがある。友人と痴漢の話をしていた時、男性の一人がこう言ったのだ。

「僕、電車内で女性に股間を弄られたことがあるよ」

痴漢は何も、“女性”だけに起こることではない。男性陣も、「もしも」の時は是非、こうしたサービスを有効活用してほしいと思う。

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