「30歳を過ぎてから “生” を取り戻してる」。ととのい中の編集者、徳谷柿次郎

汗をかく気持ち良さは、じつは誰もが知っている。

ここ数年でジムやサウナに通う大人が増え、思い思いにリフレッシュしていることだって、きっと無関係ではないだろう。

そんな大人たちに選んでほしいのが「ポカリスエット イオンウォーター」だ。汗をかいたときだけではなく、デスクワークで集中力が切れたときや、寝起きのコンディションをととのえたいときだってちょうどいい。カラダとココロをととのえるための “マインドフルネス“ な飲み物ではないだろうか?

ここでは、日頃から汗をかくことで気持ちの良い日々を送る4人のイノベイターたちに、マインドフルネスなライフスタイルについて話を聞いてみた。

ふたりめは、東京と長野で二拠点生活を送りながら、「どこでも地元メディア『ジモコロ』」の編集長を務める徳谷柿次郎さん。畑仕事や薪割りでカラダをほぐしたり、野尻湖にある大好きなサウナで汗を流したり……というその1日を追った。

「30歳を過ぎてから、やっと “生” を取り戻すような生活ができている」という、そのライフスタイルとは?

47都道府県に自分の地元を作りたい。
「なんか、助けてくれそうじゃないですか(笑)」

「大阪の出身なんですけど、じつは郷土愛がゼロなんですよ。家庭の事情が複雑だったこともあって、今でも実家がないんです。そう、物理的にない(笑)。20代のころは東京でたまたまWEBの編集の仕事に就けたんですけど、一方で自分の地元を作りたいっていう気持ちが30歳くらいのときに湧いてきたんです」

現在37歳の徳谷さんの今の暮らしは、ある種 “コンプレックスの反動” なのかもしれない。高校卒業後はファーストフードなどのバイトを掛け持ちながら、そこで出されるまかないを食べ、東京での編集部時代にもコンビニメシや、不規則な生活が当たり前のようになっていた。

自宅の庭には小さな菜園があり、土いじりで汗を流すことも

「30歳くらいまで、ほとんど旅もしたことなかったんですよ。で、たまたま友だちに長野の田舎に連れてきてもらったら感動しっぱなしで(笑)。『こういう外の世界をもっと自分に貯めていかないといけないな』って思ったんです。たとえば自分に子どもができて、いじめられて、引っ越さなきゃいけなくなったときも、47都道府県に友だちがいたら選択肢が増えるじゃないですか? それはきっと大阪から抜け出せなかった、小さい頃の自分が求めていたことなんです」

取材中にフラッと立ち寄った、友だちのレザーショップ&美容室
窓の外には一面の真っ白な雪。こういう何気ない時間がリフレッシュになるという

田舎のじじいは、心地よく生きる
ヒントを
たくさん知っていた

「東京の満員電車がどんどんつらくなってきたっていう理由もあるんですけど、地方を取材していると本当におもしろい。僕、最近のテーマは “いいじじい” になることなんです。田舎のじじいって、心地よく生きるためのヒントをたくさん知ってるじゃないですか? 畑仕事でカラダ動かして、たくさん汗をかいて、昼寝して、お風呂入って(笑)」

「そういえば、山奥の田舎に住んでる友だちから聞いた話で。戦争中に医者をやっていたじいちゃんが『人間は、梅干し食べて、しっかり呼吸をしてたら死なん』って言ってたんですよ。なんか妙に納得しちゃって。そこから毎朝梅干し食べて、呼吸を意識するようになりました」

まだうまく言語化できないんですけど……と前置きはしつつ、地方の良さのヒミツには「呼吸のしやすさ」が影響している気がする、と徳谷さん。

「田舎にいると自然と呼吸量が増えるし、スマホを見てる時間が減って上を見るようになるし、露天風呂とかでリラックスする時間だって、いつもより呼吸が増えてると思うんですよね。みんなが森のなかのフェスに足を運ぶのもそんな理由じゃないかな」

地元のそば家「よこ亭」にて。地元メシでパワーをつける。うまし!

「僕、マッサージ師に『ベスト5に入ります』って言われるくらい肩凝りがひどいんですけど(笑)、土いじりや薪割りをしたら肩甲骨が動くから気持ちよく汗がかけるし、露天風呂やサウナに入ったら、満員電車に揺られてた頃にはあり得ないくらい呼吸も深くなる。あと最近は、地の野菜や魚を食べてる人たちの精力にもめちゃくちゃ注目してます。もしかしたらこういうことってすべて、マインドフルネス的な視点なのかなって思うんですよね」

「ここからの景色、最高なんですよ」。つい深呼吸をしてしまう

「カラダの内側で感動してます」
いざ、極上のフィンランド式サウナへ

徳谷さんが住む長野市からクルマで約30分。野尻湖のほとりに、全国のサウナーたちから熱視線を集めるフィンランド式サウナ「The Sauna」がある。

「家からも近いしよく来ます。最高の環境ですよね。もともとお風呂が好きで、東京の編集部時代も仕事をこっそり抜け出して銭湯に行ってたし、地方の取材に行くときも必ず良さげなお風呂をチェックしてました」

「ゲストハウスLAMP野尻湖」内にある、アウトドアサウナ
二拠点暮らしを始めて「呼吸」を意識することが増えたとか
「あ〜、やばい〜」
「今日、人生イチかもしれない……」

「水風呂に入ったときは死に近付いたなって感じたんですよ(笑)。でもそこから、人間の本能として生きるために、心臓がポンプになってカラダを温めて、その狭間でととのっていく感じでしたね。いま、カラダの内側でめちゃくちゃ感動しています」

住まい、食、呼吸、仕事、自然、サウナ——。ライフスタイルに「田舎」を取り入れながら、さまざまな形でカラダとココロをととのえる徳谷さん。

「30歳を過ぎてから、やっと “生” を取り戻すような生活ができている」。

素敵だなぁ。

 

徳谷柿次郎(とくたに・かきじろう)

1982年生まれ。大阪府出身。東京と長野の二拠点生活中。全国47都道府県のローカル領域を編集しているギルドチーム「Huuuu inc.」の代表取締役。どこでも地元メディア「ジモコロ」の編集長、海の豊かさを守ろう「Gyoppy!」の監修、TBS系列のニュース番組「Dooo」の司会、長野市善光寺近くでお店「やってこ!シンカイ」のオーナー、雑誌「ソトコト」でも毎月コラムを連載。趣味は「ヒップホップ」と「民俗学」。

毎日を “ととのえる” なら
「ポカリスエット イオンウォーター」

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大切な水分とイオンを、お水のようにスッと取り込むことができる「ポカリスエット イオンウォーター」。汗をかいたときはもちろん、寝起きやひと息つきたいとき、デスクワークのお供にもぴったりです。

もちろん、サウナにも。

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毎日、健康的に水分補給をして、カラダもココロもととのえてみない?