若くして家族の介護を担う「ケアラー」が相談&交流できるオンラインミュニティが誕生
40歳以下で家族の介護を担うヤングケアラーや若者ケアラーを対象としたオンラインコミュニティ「Yancle community」が先月22日に誕生した。
目指したのは、家族のケアを担う若きケアラーたちが、相談や交流、情報収集・交換、オンラインイベントの開催ができるコミュニティ。
コミュニケーションツール「Slack」に開設された「Yancle community」には、現在、社会福祉士や看護師、作業療法士、各地で当事者会を開いているヤングケアラーや若者ケアラーたちが続々と集まっている。
若くして家族の介護責任を引き受けたケアラー同士が互いに支え合い、前を向いて自分の人生を歩んでいくための場。
外部との交流が制限される今だからこそ、ひとりで悩みや苦労を抱え込まないためにも必要なコミュニティといえるだろう。
©Yancle
『Yancle community』
【開始日時】4月22日
【参加対象】
<親、祖父母、きょうだいのケアをしている40歳未満のケアラー>
・日々相談する相手がいない人
・将来の不安を抱える人
・乗り越えるために学びたい人
・自分の経験を話したい、愚痴を吐きたい人
<ヤングケアラー・若者ケアラーを支えてくれる方々>
・社会福祉士や作業療法士、法律の専門家の人
・長年ケアと共に人生を歩んでいる方
【参加費】0円(無料)
【参加方法】
「Slack」から、下記URLもしくは上の「Yancle community」WEBサイトからのエントリーで簡単に参加可能
https://join.slack.com/t/yancle/shared_invite/zt-dmtg0ypy-ABUxk5NG_D365ZpDcP2k3w
Top image: © iStock.com/urbazon