「朝型」と「夜型」は脳の構造から違う!?英大学による驚きの研究結果

朝から活発に動ける「朝型」人間と、夜更かしは得意だが朝が苦手な「夜型」の人。

互いに自分にはない特徴を羨ましく感じることもあると思うが、どうやらこれらの特徴は“脳の構造”とも密接に関係しているということが分かった。

イギリス「ブルネル大学」で心理学講師を務めるレイ・ノーベリー博士は、3730人の被験者を「朝型」と「夜型」に分けて、「UKバイオバンク」から得た脳のスキャンデータを分析。

その結果「夜型」の人は大脳内側面にある楔前部において、灰白質の体積が大きいことが判明した。

じつは、灰白質の体積と密度が小さいほど“共感的”または“協力的”になるという相関関係はすでにわかっているとのこと。つまり、この結果は「朝型」の人は「夜型」の人に比べてより社会的行動を取りやすいということを示すというのだ。

灰白質は、社会的な人間関係を築くうえで重要な脳機能であり、「朝型」であるか「夜型」であるかは、性格社会性に関して少なからぬ影響があるとみて間違いない。

まさか、脳の構造から違っていたという驚きのこの研究結果。

にわかに信じ難いが、やっぱり「朝型」の人……羨ましい……。

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