パンセクシャルとは?バイセクシャルとの違いは?

LGBTのそれぞれの定義については知っている方も多いでしょう。今回紹介していく「パンセクシャル」は、このLGBTQの“B”であるバイセクシャルと混同されることもある言葉。しかし、バイセクシャルとは少し異なった意味を持ちます。

この記事では、そんな「パンセクシャル」の意味やバイセクシャルとの違いについて解説していきます。

パンセクシャルとは?

©iStock.com/Alona Savchuk

パンセクシャルとは、「男性・女性の二分類にとらわれず、すべてのセクシュアリティの人に対して恋愛感情を寄せ、性的欲求を感じる性的指向をもつ人」のこと。(引用:日本大百科全書)日本語だと「全性愛者」と訳されます。

性別やジェンダーに関係なく魅力を感じるのです。また、パンセクシュアル(pansexual)のほか、オムニセクシュアル(omnisexual)と呼ばれることもあります。

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パンセクシャルをより理解するために知っておきたい「SOGI」とは?

パンセクシャルをより深く理解するために知っておきたいのが、最近LGBTQと共に語られるようになった「SOGI(ソジ・ソギ)」です。

「SOGI」は、「Sexual Orientation and Gender Identity」の頭文字をとった略語で「性的指向と性自認」のこと。

Sexual Orientation(性的指向)は「どんな人を好きになるか」、Gender Identity(性自認)は「自分自身の性をどのように理解しているか」という個性をまとめた言葉がSOGIなのです。

パンセクシュアルは、このSOGIという考え方を意識しません。つまり、パンセクシャルにとって、すべての人は“人間”であり、人を好きになる時に性別やジェンダーは関係ないのです。

バイセクシャルとの違いは?

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パンセクシャルの意味を確認したところで気になってくるのが、LGBTQにも含まれる「バイセクシャルとはどう違うの?」というところ。

バイセクシャルは「異性にも同性にも性的な欲求をもつ人。両性愛者。」のこと。(引用:デジタル大泉典

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まとめ

当たり前のことではありますが、ジェンダーやパートナーとの関係にこうでなければならないという決まりはありません。多様な“あり方”を理解し、受容していくことは、今後の世の中においてより重要度を増していくでしょう。

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