「Burning Man」存続のためのクラウドファンディングが始動!
フェス好きなら誰しもが耳にしたことがある音楽とアートの祭典「Burning Man」。
普段は何もない荒野に期間中だけ「ブラックロックシティ」と呼ばれる都市が出現し、世界中から集まった約8万人が1週間の共同生活をおこなうというこの催しだが、残念ながら2020年の開催は中止に......。
そして、主催団体の「Burning Man Project」は非営利団体でありながら、何人ものスタッフがフェスティバル運営のために働いているため、チケット代の収入が90%を占めていた同団体はこのままでは継続が困難な状態になっているという。
そこで「Burning Man」を存続させるためのクラウドファンディングがローンチされた。
© burningman/Instagram
公表されたステートメントには「私たちは、あなたの助けなしでこれをおこなうことはできません。私たちは、あなたのサポートにより、すべての人の創造性と情熱を共有する機会を提供し続け、何よりも、これからの困難な時代にほかの人とのつながりを保ちます」と書かれている。
また、今年は、中止となった代わりにオンラインでの開催を予定していたようだが、方向性が変わり、誰でも参加できるライブプラットフォーム「Kindling」が始動した様子。
このプラットフォーム上では、参加者が企画したDJパーティー、トークショー、カンファレンス、交流会などさまざまなコンテンツを通して交流を楽しむことができ、登録や参加も無料だという。
オフラインでの開催が困難ななかで、さまざまな方法でアート表現の可能性を模索している「Burning Man」。将来参加してみたいという方や応援をしたいという方は、フェスティバル存続のためにこちらをチェックしてみてほしい。
© burningman/Instagram
Top image: © iStock.com/KMalikoKubota