「ニベア」の「リフィルステーション」がドイツに誕生
ドイツの化粧品会社「Beiersdorf」のブランド「NIVEA(ニベア)」が、シャワージェルの「リフィルステーション」の運用実験を開始した。
2025年までに自社製品の100%をリフィル&リサイクルが可能なものにすることを発表した「Beiersdorf」は、その手始めにドイツの大手ドラッグストア会社「dm」と提携しドイツ国内の数店舗にリフィルステーションを設置。
使用されるリフィルボトルにはリサイクル素材のPETを利用。現在は試験運用のため、リフィルの使用は衛生管理の面から原則3回までに制限しているという。
ステーションの利用はたったの5ステップ。文字のみでなく、LED電球が光ることによってリフィルやバーコードプリントの完了を知らせてくれるため、初めて利用するユーザーにもわかりやすい設計になっているとか。
実験は8〜10ヵ月間おこなわれる予定。
いまだ限られたエリアのみでの運用だが、利用者の反応が気になるところだ。
Top image: © Beiersdorf AG, 2020