2020年版「持続可能な観光地100選」が発表!さて、日本の観光地は?

持続可能な観光業について取り上げるカンファレンス「Global Green Destinations Days(GGDD)」が10月6日〜8日に開催された。

今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となったのだが、そのなかで今年で6回目となる「持続可能な観光地100選」が発表された。

© GreenDestinations/YouTube

日本からは京都市ニセコ町(北海道)釜石市(岩手県)三浦半島(神奈川県)白川村(岐阜県)沖縄県の6ヵ所の観光地が選出。

選ばれた観光地は、持続可能性について定められた国際基準100項目のうち、とくに重要とされる30項目の半数を満たす必要があり、その取り組みについて高評価を得られたということになる。

公式サイトには、100ヵ所の観光地の取り組みをはじめ、歴史文化、そして魅力について紹介された特別ページが登場し、非常に大きな集客が期待できると考えられる。

また、この100選に選ばられることは、「世界持続可能観光協議会(GSTC)」によるGSTC認証につながる1つのステップであり、今後の取り組み次第では世界で有数の持続可能観光地に名を連ねることができるようだ。

日本でこの認証を受けた観光地はまだ存在しておらず、今後はぜひこの認証を目指して頑張って欲しいところである。

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