「バンクシー」がイタズラした「パリス・ヒルトン」のデビューCD、100万円で落札!
10月14日、オークションサイト「Tate Ward(テイトワード)」にて、バンクシーが手を加えたパリス・ヒルトンのデビューCDが約100万円で落札された。
このイタズラCDは、2006年、バンクシーによってイギリス中ですり替えられた500枚のうちの1枚という貴重なものということで、高値で取り引きされたというわけだ。
CDには、アルバムジャケットへの「視覚的イタズラ」と、音源をリミックスする「聴覚的イタズラ」の2つが施されている。これほどの手間をかけるとは、じつはバンクシーもパリスのファンなのだろうか?
ちなみに、当時のパリスは「芸術家である彼が、私のアルバムを500枚も買いにいって、それに対してイタズラを施す時間をとってくれたなんて最高にクールだと思うわ。私も1枚手に入れようと頑張っているんだけど、次回作を待ってもいるのよ」と取材に答えるなど、ご機嫌だった様子。
オークションの落札者は明かされていないが、また出品された際には、パリスとの争奪戦になる可能性も。
正体不明の芸術家とお騒がせセレブの動向から、今後も目が離せない。
Top image: © Bruno Vincent/Getty Images