35年ぶり「ゴキブリの新種」が見つかった!

鹿児島県から沖縄県にかかる南西諸島で「ゴキブリの新種」が2種見つかった。国内では35年ぶりだそうで、新種発見のニュースはすぐさま大きく報じられた。

「にしたって、ゴキブリでしょ?」なんて、聞き流すのは早計。新たに日本産ゴキブリに加わったこの2種、どちらもあの忌々しい姿からは想像もつかないほど、美しいじゃないか!

©学校法人 法政大学

奄美大島、徳之島、トカラ列島悪石島などで見つかったのは、アカボシルリゴキブリ(写真左)。上翅(羽)に3つの黄赤色の紋が特徴的。いっぽう、八重山諸島でも与那国島のみに生息するのがウスオビルリゴキブリ(写真右)だ。メタリック調のコバルトブルーで、腹部は紫色をしているそう。

いずれも、森の中の朽ち木や腐植質などの有機物を食べて生活しているそうで、人家への出入りはないらしい。つまりは、まずお目にかかる機会はないわけだが、「黒い」「汚い」といったイメージを完全に裏切る姿には、なぜだか新種発見のニュースをみんなで喜びたくなる気分。では?

なお、今回の発見に至った法政大学、鹿児島大学、竜洋昆虫自然観察公園からなる研究チームは、日本動物学会が発行する「Zoological Science」誌に今回の2種を記載発表。これにより日本産ゴキブリは合計59種となった。

ああ、美しきかな大自然。たとえ、それがゴキブリだったとしてもね。

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