「ロンドン博物館」が市民の「睡眠中の夢」を収集中!?

「ロンドン博物館」が、市民の“睡眠中に見た夢”を収集するプロジェクト「Guardians of Sleep」を発表した。

なんとも不思議なプロジェクトだが、これは新型コロナウイルスがもたらした生活の変化が、人々にどう影響しているかを記録する目的でおこなわれるもの。

「キングス・カレッジ・ロンドン」と調査会社「Ipsos MORI」によっておこなわれた調査によると、新型コロナウイルスの影響は、実際に夜の睡眠のなかにもあらわれているようだ。

プロジェクトのタイトルは、精神分析者のジークムント・フロイトが、夢のことを「眠りの守護者(Guardians of Sleep)」と形容したことに由来。夢を見ることは、現実で直面しているさまざまな困難を克服しようとする象徴的なプロセスであると、同プロジェクトの共同研究者であるSharon Sliwinski氏は語っている。

今回のプロジェクトでは、ロンドン市民が見た自身の夢について語る様子が口述形式で記録され、「パンデミックにおける人々の共有体験」をまとめた所蔵品として扱われることになる予定だ。

また、同博物館には「ビクトリア女王が1892年に孫をインフルエンザで亡くしたことを悼むために着ていたドレス」など、過去にも幾度となく訪れたパンデミックがロンドンの人々にどのような影響を与えたのかを想起させる展示物も収蔵。

どのような作品に仕上がるのかまったく予想もつかないが、もしかすると遠い未来では歴史的に大きな価値のあるミュージアムピースになっているかもしれない……。

Top image: © iStock.com/CSA-Printstock
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