靴下を履いたほうが早く眠りにつける!?【研究結果】
「靴下を履いたまま寝るのはよくない」と聞いたことはないだろうか。
「足からの放熱を防いで快眠を妨げる」とか、「足が圧迫されて冷え性の原因になる」とか。ほかには「親の死に目に会えなくなる」という迷信もあるそうで......。
しかし意外と知られていないのが、靴下を履いたまま寝るのが“いい”という事実。
「オランダ神経科学研究所」が2007年に発表した研究論文によると、靴下を履いて寝る方が早く眠りにつけることが判明したらしい。
足元を温めると、体が暑すぎると勘違いをして皮膚の血流を増加させ、体の内部の温度が少しだけ下がり、それをきっかけに、脳が眠りにつく準備を始めるらしい。
迷信はともかく、冷える夜になかなか眠りにつけないという人は、お気に入りの靴下とともに夜を過ごしてみてはいかがだろう。
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