ありそうでなかった「バスチェア」
デザインや清潔感で見せる浴室アイテムは多々ある。その定番カラーといえば、もっぱら「白」。けれど、日々のケアを怠るとすぐにカビが発生したり、汚れが目立ってくるのも、やはり白だ。
では、どうしてカビや汚れができるかといえば、湿気、そして水切れの悪さ。そこで、浴槽での利便性と衛生面を追求。たどり着いたのが無色透明、そして直置きせず掛けるというアイデア。
たとえば、こう。
©Makuake
床に置かず浴槽に引っ掛けておけば、翌朝にはカラッと水が切れる。ガラスのような透明感のある「掛けるバスチェア」は、アクリル樹脂(PMMA)製。一枚板仕様だから手入れもラクラク。
PET樹脂やポリカーボネートなど、他の樹脂と比較しても透明度が高く、強度もあり、キズが付きにくい。ちなみに、座面の幅35.5センチ、奥行き25センチ、耐荷重は約100キロ。
床に接する部分は、クッションゴムのパーツで滑り止めやフロアへの傷を予防する。着脱も容易でこれだけを洗うこともできる。
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通常の床置き使用時もご覧の水切れ。湾曲した形状で、中央と両サイドのオーバルに開けられた穴から効率よく水が流れ落ちる。
また、座ったときに膝下と膝上の角度が90度になりやすいよう、日本人の平均身長を考慮して椅子の座高を約30センチに。
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ところでこのアイテム、賢いのはチェアだけじゃない。同じアクリル樹脂製の「立つ湯おけ」や「立つ手おけ」をチェア両端のオーバル穴にフック掛けすることで、こちらも床に着くことなく水切れができてしまう。
痒いところに手が届く、ありそうでなかった、この圧倒的な清潔感。すでに応援購入サービス「Makuake」での購入総額(70日あまり残して400万円突破)が、期待の大きさを物語っている。
「掛けるバスチェア」単体で5382円(税込)、前述の「立つ湯おけ」、「立つ手おけ」どちらかセットで6534円(税込)。
『掛けるバスチェア』
Top image: © Makuake