まるで神々の箱庭……「廃墟ホテル」の大変身
ジョージア中西部に位置する「ツカルトゥボ」は、旧ソビエト連邦時代の中頃(1940年代から1980年代)、毎年何千人もの観光客が訪れるスパリゾートとして栄えた町。
当時20軒以上あった豪華なホテルや療養所は、ソ連崩壊後、廃墟と化していた──。
© reizenenreistips/Instagram
そう、デジタルアートによる“魔法”がかかるまでは。
アーティスト兼写真家のRyan Koopmans氏とAlice Wexell氏が手掛けたのは、療養所「Iveria」の写真をベースに、植物や照明、そよ風などのデジタル加工を施したアート。
© ryan.koopmans/Instagram
その狙いは、「過去と未来、物理的な世界とデジタル世界との衝突」を演出することで、見る者をまったく別の場所、時間軸へと連れて行くことなのだとか。
鮮やかな花々や、穏やかに差し込む光を見ていると、どこからどこまでが現実か分からなくなる……。
ふたりの技術で新たに命が吹き込まれたデジタルアート「The Wild Within」は、NFT(非代替性トークン)として「SuperRare」にて購入できる。
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© ryan.koopmans/Instagram
© 2021 Ryan Koopmans and Alice Wexell
© 2021 Ryan Koopmans and Alice Wexell
© 2021 Ryan Koopmans and Alice Wexell
Top image: © 2021 Ryan Koopmans and Alice Wexell