「周囲の評価」を気にしながら生きるのは、はっきり言って「損」
何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。
それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。
アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?
Ask a Stupid Question Day
(馬鹿な質問をする日)
学生でも社会人でも「こんな質問をしたら、みんなに駄目なやつって思われちゃうかも......」なんて声を挙げられずにいる人、きっと少なくないはず。
その気持ち、わかります。でも、今日は、そんな心配は無用です。
なぜなら今日は「Ask a Stupid Question Day(馬鹿な質問をする日)」だから。
起源に関するもっとも有力な説は、1980年代、アメリカのとある学校で、生徒がまわりからの評価を気にするあまり、授業中、なかなか質問しないことを残念に感じた教師が「よし、今日はどんどん馬鹿馬鹿しい質問をする日にしよう!」と呼びかけたことがはじまりだとか。
そもそも「なぜ?」や「わからない。だから知りたい」と感じる知的好奇心のレベルに上下はなく、すべてが尊いもののはず。
現在はアメリカだけでなく、イギリスやインドでも祝われるようになった「馬鹿な質問をする日」。国籍や文化を越えた多様な社会の実現が近づく今、よくいえば“謙虚”、言い換えれば“引っ込み思案”な日本でも取り入れる価値のある記念日といえるかもしれません。
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