ウィーン観光局18禁SNSにアカウントを作成!その理由は?
ウィーン観光局が、「ポルノのサブスク」とも呼ばれる成人向けSNS「OnlyFans」にアカウントを開設したことを発表した。
なんとも奇妙な話だが、その目的は、美術館が所有するアートを検閲なくして配信するという目的のもの。
同局は今までに、様々なSNSを通して芸術作品を配信してきたが、FacebookやInstagramはご存知の通り規制が強く、多くの投稿が削除、そしてアカウントがBANされてきたという。
今年7月にも、TikTokアカウントで、日本の写真家・荒木経惟による女性の胸を覆い隠した写真を配信したところ、アカウントの停止にまで追い込まれたらしい。
「OnlyFans」の閲覧には有料会員(月3ドル)となる必要があるが、ここでは、厳しいルールから逃れて様々な芸術作品の配信が行われるとのこと。またサブスク開始時には、実際の美術館で使用できる無料入場券も付属するようだ。
芸術作品と性的表現の複雑な関係……。
本当に規制から解放された作品を観たいのなら、実際に美術館へ足を運ぶことが一番ということだろうか。
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