次は約60年後。11月19日に見られる「部分月食」って一体ナニ?

「国立天文台」の発表によると、11月19日(金)の18:03頃、全国で「部分月食」というものが見られるそう。

聞き慣れない人も多いかもしれないが、この部分月食とは、月のすべてが地球の影に入り込む「皆既月食」とは異なり、一部だけが入り込む現象

とはいえ、今回はほぼすべてが入り込み、皆既月食に近いような部分月食があらわれるのだとか。

©国立天文台

少し詳しく説明すると、月が地球の影に入り込む程度(影で覆われる月の直径の度合い)を「食分」という数値で表し、1.0以上で皆既月食となるのだが、今回の最大分は0.978。部分月食としては値が大きく、専門家の間では“たいへん深い部分月食”と表現するそうだ。

ちなみに、以前に同様の現象が起きたのは1932年。次回は2086年といわれている。

せっかくの貴重な日。普段よりちょっとだけ豪華なディナーを用意してみたりして、特別な夜を過ごしてはいかが?

月食についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの動画からチェックしてみて!

© 国立天文台/YouTube
Top image: © 国立天文台
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