新宿ではじまる「鑑賞」ではなく「体験」する映画祭
近年、ARやVRといった現実と仮想空間を融合したクロス・リアリティ(XR)を、日々の生活のなかでもごく自然に目にするようになった。
そんなXRに特化した日本初の国際映画祭「Beyond the Frame Festival」が、12月16日(木)よりスタートする。
この映画祭には、イベント名にもなっている“Beyond the Frame(枠組みを超える)”の通り、従来のスクリーン映画の枠を超えた作品が集結。
参加者自身の身ぶり手ぶりに連動して物語が進行していく作品や、リアルな空間にバーチャルキャラクターを重ね合わせてストーリーが展開していくものなど、従来の映像鑑賞とは異なり、まるで自身もストーリーの一部になったかのような体験をすることができる。
鑑賞には専用の機材が必要になるが、特設会場となる「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」では、機材と鑑賞をサポートする体験アドバイザーが常駐。初心者でも気軽に楽しむことができる。
また、本映画祭で出た収益は全額クリエイターへ還元される予定で、“XRクリエイターの登竜門”として今後も継続的に開催する意向があるという。
イベントは特設会場だけでなくオンラインでも実施予定。遠方でなかなか足を伸ばしづらい方も、これなら気軽に参加できそうだ。
料金は30分体験で税込1000円のコースと、80分体験で税込2500円のコースの2種で、13歳以上の方が対象となる。
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Top image: © 小田急電鉄株式会社