2022年度、東京都が「同性パートナーシップ制度」導入へ
ダイバーシティの実現した社会は、まだまだ道のりが長そう。でも、少しずつの変化だって、前に進むことが何より重要。
東京都の小池知事は、今月7日に同性カップルらを夫婦と同様に扱う「同性パートナーシップ制度」を来年度に導入する方針を明らかにした。
都営住宅への入居や都立病院での面会や手術の同意など、同性カップルが夫婦と同じような待遇を受けられる仕組みを検討する。
同様の制度は、都道府県レベルでは大阪府や茨城県など5自治体が導入。また、「同性パートナーシップ・ネット」によると、12月1日時点で全国130以上の自治体が同性パートナーシップ制度を実現。
小池知事は「性的マイノリティーの方をはじめとするすべての都民が個人として尊重されることは重要だ」ともコメント。
すべての人が健やかに生きられる世の中に、確実に一歩近づいたといえるだろう。
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