146年間、破られることのない「東京の最低気温」

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

東京がもっとも寒かった一日

二十四節気の最終節にあたる大寒(だいかん)。読んで字のごとく一年でもっとも寒い時期で、今年は1月20から2月3日までだそうです。

とはいえ、今年は年明けまもなくやってきた強烈な寒波の影響で、日本列島は全国的に冷凍庫の中のような寒さに。首都圏に4年ぶりの大雪警報が出たり、朝の気温が氷点下3.5度まで下がるなど、「今年は寒い」を多くの人が実感しているはず。

でもね……東京の皆さん。
これくらいの寒さで震えてもいられないようです。

というのも、146年前の今日、東京で観測史上最低気温となるマイナス9.2度が記録されました。東京がもっとも寒かった1日です。

これ、気象庁の前身である東京気象台が観測をはじめて最初の冬のことだったそうで、当時、観測器機が設置された場所は内務省地理寮構内。現在でいう港区虎ノ門のホテルオークラのあたり。

つまりは、東京のど真ん中で計測されたマイナス9.2度。ダウンも高機能防寒インナーもなかった時代、人々はどう寒さを凌いでいたんでしょうね?

当時と比較しても平均気温が5度近く上昇したことを考えれば、おそらくもう破られることのない最低気温のレコード記録のお話でした。

1年でいちばん寒くなるこの季節、みなさんご自愛くださいませ。

Top image: © iStock.com/S_Kazeo
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