パンデミック前と後で「セックス頻度」はどれくらい変わった?
今も新型コロナウイルスの感染拡大は続いている現状。いち早くパンデミック前の生活に戻りたいと思っている人も少なくないだろう。
ただし、セックスを軸に生活の変化を考えてみると、その思いは少し変わるかもしれない。
だいぶ前のデータにはなるが、2021年7月にセックストイなどを販売する「Lovehoney」が行った調査によると、パンデミック前後で「セックス頻度」を比較すると、後の方が30%も高いことが判明。また「自慰行為の頻度」は36%、「セックストイの使用頻度」は25%も上がっているという。
被験者はアメリカ人とのことなので、日本で暮らしている我々と同じと考えるのは難しいかもしれないが、アメリカでは実際に多くの人が性的快楽を探求していると言えるんじゃないだろうか。
とはいえ、人間の欲は暮らしている地域が異なっても特に変化はないはず。ならば、日本人を対象に同じような調査を行ったとしたら……果たして同じような結果になるだろうか。
性の大規模実態調査「ジャパン・セックスサーベイ2020」によれば、婚姻関係にあるカップルのじつに51.9%がセックスレスだという日本だけに……パンデミック前の生活に逆戻りの必要は、もしかしたらないのかも?
Reference: Hot Kink Summer -- Lovehoney and Kinsey Institute Researchers Discovered Americans Are Kinkier / PR Newswire, ジャパン・セックスサーベイ2020
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