実際、「一目惚れ」で始まる恋愛っていいの?よくないの?
「一目惚れしました」って言われたら、どう思う?
これまで、多くの人が「一目惚れ」の表面的な魅力や性的魅力だけを見てきたであろう。しかし、最新の研究や専門家たちの話によると、どうやらそれ以上の“意義”を持っているんだとか。
人が一目惚れをするとき、相手の特性を判断するのにかかる時間はたった1/10秒。それだけで相手のことを好きになり、運命の人であると確信してしまうのだから、その愛が本物かどうかは疑問視されるところだ。
しかし、外見は私たちの考え方に大きな影響を与えるということは間違いなく、そのキーポイントとなるのが「第一印象」だ。
よく「第一印象を与え直す2回目のチャンスはない」というように、最初に何が起こるか・どのように始まるかにとても重要。
研究によれば、一目惚れで始まった関係は、そうでない関係に比べて長続きしやすいという結果も明らかになっている。
研究を率いたベン・ゼーエフ教授によれば、深い愛に到達するまでを100とすると、一目惚れした時にはその愛のレベルが50まで満たされ、残りの半分は「こんな人だったらいいな」という期待に応えられるかどうかで積み上げられるという。
つまり、一目惚れは性格的特徴と自動的に結びつくバイアスなのだ。
最初に質問した「一目惚れしました」って言われたら、どう思う?の答え、一目惚れの概念と共に変わったんじゃ……?
研究によって恋愛におけるいろんな事実が明らかにされているけど、「目には見えない不思議なチカラ」や「前世からの繋がり」なんかも信じたかったりする。
それって私だけですか……?
Top image: © iStock.com/Oleh_Slobodeniuk