「セックスは最高の処方箋だ!」臨床性科学者はかく語りき

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

セックスデー
(National Sex Day)

朝からこんな話もアレですが、今日6月9日は「National Sex Day」つまりは、セックスの日だそうです。

パートナーと性的関係をもったり快楽的な活動を行ったり、お互いのカラダをいつも以上に探究することの喜びに費やすことで、セックスが人間にとっていかに必要なものであるかを、あらためて認識しようということだそうで。

つまりは、誰かと性的関係をもつことに捧げられる非公式な祝日。

いったい、だれがいつ言い出したのかも定かではありません。つまるところ、起源は不明。でもまあ、なんとなく6月9日を選んだあたりは察しがつきます……よね?

で、このセックスの日。アングラで局地的なもののようにも思えるんですが、なかなかどうして性教育の現場や性科学者らも推奨するお祝いだったりもするんです。

というのも、セックスには肉体的だけでなく、精神的に多くのメリットがあることは周知の事実。

それに加えて、臨床性科学者でセックスカウンセラーのAva Cadell博士はこう断言します。2019年、米タブロイド誌「デイリーニューズ」のインタビューより、博士の言葉を拝借します。

脳細胞を活性化させるセックスは、精神的にヘルシーであるための最高の処方箋だ

物理的にカロリーを燃焼し、同時に快楽を誘発するエンドルフィンを放出することで精神にも好影響をあたえる。さらに行為のあいだに分泌されるホルモンによって、パートナーとの深いつながりを得ることができる。そして、セックスという行為そのものの親密さと結びつきが、人々を“快楽の境地”へと誘ってくれる。

たしかにセックスをおいてほかに同様の悦びがあるとすれば、それはなんだろう?と考えてしまうかも。

頻度とか、ハウツーとか、性癖とか、そういったものを抜きにして、ただパートナーとの精神的な結びつきを意識して、愛を貪ってみてはいかがでしょう。

もちろん、行為だけがセックスの日とは限りません。多分。

というわけで、最後にセックスについてさまざまな角度から考察した2つの記事をご紹介したいと思います。

せっかくのお祝いの日ですしね。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。