「Z世代向け」賃貸マンションって、ナンダ!?

立地、間取り、家賃……拠点探しにおいて、譲れない条件は人それぞれ。では、目的や気分に応じて、プライベート空間と共用部を上手に使い分けることができる物件はどうだろう?

株式会社丸井グループと株式会社ツクルバが、おもにZ世代に向けた賃貸マンションブランド「co-coono(コクーノ)」をローンチ。その1号拠点が2022年6月、世田谷区・上北沢にオープンする。

「一人暮らしの時間をあなたらしくする、住むことで自分らしいチャレンジができる賃貸住宅」がコンセプトらしい。ではこれ、いわゆるシェアハウスとどこが違うのだろう。

© 1Fワークプレイス内観(完成イメージ)co_coono / Instagram
© 1Fワークプレイス内観(完成イメージ)co_coono / Instagram

最大の特長は共用部にワークプレイスを併設している点。プライベートな居住空間とワークスペース環境を分離することで、職種は違えど同年代の入居者たちとのコミュニケーションを通じてクリエイションの刺激にしたり、モチベーションUPを図るなんてことも可能に。

ときに仲間とともに、ときに自分自身と向き合いながら未来に向けて飛び立つ。そんなLabo的な機能を有した賃貸物件。ゆえに、“次代を担うZ世代向け”というわけか。

このあたり、シェアードワークプレイス事業を展開するツクルバのノウハウが存分に活かされているように感じるのは筆者だけだろうか。

©co-coono

ちなみに、施設は新たに建てるのではなく、今ある物件をリノベーションすることで建築時のCO2排出量を大幅に削減する。

価値ある住まいを次世代につなげていくことは、単純にサステイナブルなだけでなく、新たな働きかた、暮らしかたの実現を次の入居者へとつないでいくバトンとなるに違いない。

入居者募集は5月より。詳細は以下のブランドサイトより。

自らの手で未来を切り開くための環境。物件探しにも新たな価値が生まれている。

co-coono上北沢(仮称)

【ブランドサイト】https://co-coono.com/

Top image: © co_coono
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。