ぼーっとする時間こそが、次なる創造性を生み出す? 経営者たちの新たな挑戦
「働き方改革」や「生産性向上」といった言葉が飛び交い、分刻みのスケジュールに追われる現代のビジネスパーソンたち。 そんな彼らに、あえて「ぼーっとする時間」を提供することで、新たな発想やビジネスチャンスを生み出そうという、ユニークな試みが始まろうとしている。
韓国発!「ぼーっとする」ことがエンタメに?
2024年11月、日本で初めて開催された「ぼーっとする大会」。 これは、参加者たちが、ただひたすら「ぼーっとする時間」を競い合うという、韓国発祥のイベントだ。 株式会社VISによると、同大会は地上波13番組で放映され、SNSでは1500万インプレッションを記録するなど、大きな話題を呼んだ。
「ぼーっとする経営者交流会」 その意外な効果とは
そして25年2月13日、今度は「ぼーっとする大会」の派生企画として、「ぼーっとする経営者交流会」が開催される。 これは、日々の忙しさに追われる経営者たちに、意識的に「ぼーっとする時間」を提供することで、創造性回復やビジネスチャンス創出を促すことを目的としたものだ。
イベント会場は、参加者250名が集う「日本で一番時間単価が高い空間」。 参加費は1万円と決して安くはない金額設定だが、多忙な経営者だからこそ、あえて時間を「無駄にする」という贅沢を通して、日頃得られない体験を提供する。 「ぼーっとする」ことで、脳と心がリフレッシュされ、新たな発想やアイデアが生まれやすくなるという研究結果もある。
「オフライン」だから生まれる価値
オンライン化が加速する現代において、あえてオフラインで「ぼーっとする時間」を共有することで、参加者同士のコミュニケーションを促進し、新たなビジネスチャンス創出につなげる狙いもある。 株式会社VISは、今回の試みについて、次のようにコメントしている。
普段会社の事を常に考え、事業をどう拡大させていくか、従業員の教育をどうしようかなど、もっともぼーっとしていないとも言える職業の経営者を1つの会場に集め、ぼーっとしてもらいます。目標集客数250人を掲げ、その会場は日本で1番時間単価が高く、ぼーっとするということを通じ生産性価値が高い空間といえるでしょう。
参加者たちは、このイベントを通じて、何を思い、何を得るのだろうか。 「ぼーっとする時間」が生み出す、意外な効果に期待したい。
開催概要
開催日程:2025年2月13日(木) 18:00〜
開催場所:〒106-0041 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー32階セミナールームAB
参加費用:お一人 1万円(税込)
申し込み方法:下記Peatixよりお申し込みください。
https://bo-ttosuru20250213.peatix.com/view
詳細は公式サイト(ぼ〜っとする経営者交流会)をご覧ください。