「空飛ぶバス」ついにお披露目。2028年にはサービス開始か

数年以内に、ラッシュアワーは過去のものになる——」。

そう言ってみせたのは、ヒョンデが昨年11月に立ち上げた新たなエアモビリティ企業の「Supernal」。同社が展開するのは、世界で初めてとなる交通機関としてのeVTOLの運用だ。

「Advanced Air Mobility」を掲げ、都市間を繋ぐ革新的なインフラを作ろうとしているこの企業は、これまでの航空会社とは一味違ったものであることがわかる。

より身近な、日常に寄り添った交通機関。要は、街に“空飛ぶバス”のような存在を生み出そうとしているのだ。

もし実現すればラッシュアワーを避けられるのはもちろん、自動車通勤と比較しても移動時間を大幅に短縮できるらしい(車で1時間以上かかるアナハイムからロサンゼルス間を、わずか24分で移動できるとのこと)。

かなり未来的なビジョンに思えるが、Supernalは2028年にもサービスを開始するつもりだと発表しており、なんと最初の「駅」は既に建設中だという。

夢にまでみた「空飛ぶクルマでの通勤生活」は、近いうちに実現するかもしれない。法整備なども含めて、今後の動向に注目しよう。

詳細はオフィシャルサイトから。

© Supernal/YouTube
Top image: © Supernal
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。