フランスが「英語由来のゲーム用語」を使用禁止に

5月29日、フランス政府が「e-sport(eスポーツ)」や「pro-gaming(プロゲーミング)」「streamer(ストリーマー)」などの英語由来のゲーム関連用語使用禁止にした。

ただし、これはあくまでも公的機関においての話であって、一般の人々は従う必要はないとのこと。

目的はフランス語の純粋性を維持するため。国外で使われている言語をそのまま使い続けることで、言語の伝統を守ろうとしているようだ。

今後は「e-sport(eスポーツ)」や「pro-gaming(プロゲーミング)」は「jeu vidéo de compétition(競争力のあるビデオゲーム)」へと、「streamer(ストリーマー)」は「joueur-euse en direct(ライブプレイヤー)」へと言い換えることが求められるようだ。

ちなみに、フランス政府は過去に何度も同じような取り組みを行っている。「Wi-Fi」を「l'access sans fil à internet(無線インターネット接続)」と言い換えるよう求めたこともあったそうだが……結局のところ定着しなかったそうだ。

はたして、ゲーム関連用語の言い換えは定着するのだろうか? 

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