子どもの視点が体験できる展覧会「こどもの視展」

子どもの視点に立って世界を見ることができる体験型展覧会「こどもの視展」が開催中だ。

会場は、東京・青山「ITOCHU SDGs STUDIO」内に今月22日オープンした、子ども向けのSDGs施設「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」。

©ITOCHU SDGs STUDIO

子どもたちが健康に安心して暮らせる平和な社会づくりに必要な視点、ひいてはコミュニケーションについて考えるきっかけとなるよう企画されたこの展覧会。

会場に並ぶのは、たとえば、何をはなしても泣き声に変換されてしまう「ベイビーボイス」、ランドセルを大人サイズに換算&再現した「大人ランドセル」、大人に見下ろされて怒られたときの怖さをあらわした「4mの大人たち」など。ぜんぶで6つの“子どもの視点”がラインナップ。

また、これらに紐づいた研究内容専門家のインタビューなどが並ぶ学習コーナーも展開される。

©ITOCHU SDGs STUDIO

「ベイビーボイス」
何を話しても泣き声に変換される。
泣くしか訴える方法がない赤ちゃんの気持ちが、
ほんの少しわかるかも?

©ITOCHU SDGs STUDIO

「大人ランドセル」
何年も問題視されている重すぎるランドセルを
大人サイズに換算して再現。
その体感重量はなんと約18.9kg!
背負ってみれば、こどもたちの苦労がわかるかも?

©ITOCHU SDGs STUDIO

「4mの大人たち」
私たちが子どもになったとしたら、
大人は4m級の巨大生物。
そんな巨大生物に見下ろされて怒られた時の怖さを
VR映像で体験してみよう。

会期は9月19日(月・祝)まで。

理解しているようで本当は分かり得ない子どもの視点、この機会にぜひ体験してみては。

詳しくは、公式サイトからチェックを。

Top image: © ITOCHU SDGs STUDIO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。