スペインのマクドナルドが「真っ黒な箱」を販売する理由
8月23日より、スペインのマクドナルドが「La hamburguesa que no pudo ser(存在しないハンバーガー)」という商品を販売し始めた。
名前から想像できる通り、ハンバーガーは入っていない。しかも、通常の箱とは異なり、色は真っ黒……。
いったい何をしようとしているのだろうか?
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じつはこの取り組み、森林火災の被害に遭ってしまった人々のためのもの。「存在しないハンバーガー」を1ユーロ(約140円)で販売し、その売り上げを被害者のために寄付する予定だという。
スペインのマクドナルドでは、全店舗でこの商品を購入可能。
予期せぬ自然災害が発生してしまったとしても、柔軟に対応するマクドナルドの姿には多くの人が好感を覚えるだろう。
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