「理化学研究所」を含む研究チームが「サイボーグ昆虫」を開発。捜索救助や危険エリアの検査などでの活躍が期待

昆虫食が近年話題になっているが、昆虫の将来性は"食"以外にもあった——。

「理化学研究所」「早稲田大学」「シンガポール南洋理工大学」の研究グループは、「サイボーグ昆虫」の開発に成功したらしい。

©2022 理化学研究所

無線通信が可能で、捜索救助危険地域の検査など、人間にとっては困難な環境下での活動に期待が持てるんだとか。

同研究チームは、体長6cmほどのマダガスカルゴキブリ超薄型太陽電池を取り付けたとのこと。再充電が可能なため昆虫が生きている限り電池が切れることはなく、長期かつ長距離の活動ができるという。

©2022 理化学研究所

また、昆虫の可動部を制限しないように実装可能で、昆虫の基本的な運動能力損なわれないんだそう。

ちなみに、今回開発された技術は、ほかの昆虫種にも応用できるとのこと。将来、「サイボーグ昆虫」が人々を救うヒーローになるかもしれない——。

Top image: © 2022 理化学研究所
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。