チームラボの“衝撃の一作”、無料ダウンロードが可能に

今年初頭、珍しくダークな雰囲気と斬新なコンセプトで話題を呼んだ「チームラボ」のNFTプロジェクト「Matter Is Void」。

公開されて半年ほどが経った今週、ついにダウンロードが可能になったようだ。

簡単に紹介すると、この作品は誰もが無料でダウンロードできるのだが、実際の作品はひとつしか存在せず、所有者全員がそれを共有しているような状態になるというもの。

また所有者は作品を自由に書き換えることができ、誰かが書き換えるとそれがすべての所有者に反映される仕組み。

ひとつしか存在しないにも関わらず、誰もがダウンロードできる上に自由に内容を書き換えることができるので、唯一性を保持しているとは言い難い。

さらに、文字自体も自転や公転を繰り返していて実体が掴めない等、とにかく流動性が高く、「所有している」という感覚を薄れさせるような作品なのだ。

「所有する」という行為への疑問を投げかけながらも、NFTの可能性を強く引き出した「Matter Is Void」は、これまで馴染みのなかった人がNFTに触れるよい機会と言えるだろう。

所持も編集も無料なので、この機会にぜひ試してみては？作品の詳細・ダウンロードはこちらの特設サイトから。