「らくがき」が「歌詞」に変わるとき。
普段から作詞をしている筆者。
記念すべき最初の「おやつなトピック」は、そんな筆者の身近にあるテーマでいかせてもらおうかなと。
それは「歌詞」。もちろん「菓子(おやつ)」ではありませんよ🍭🍫(笑)
なかでも「作詞」についてフォーカスしたい。
もともと頭の中の考えをポエムちっくにメモするのが好きで。授業ノートの端、手帳のメモページ、はたまたテスト用紙だったり……。
まるで「らくがき」のようなメモたちが、あちこちに散らばっていた思春期。
作詞って、スリル満点!
だいたい端っこなど目立たないところにこっそりポエムを書きつけるのが好きだったんだけれど、作詞をすればそれが「歌詞」となって、歌のメインに。
すると、それはもう端っこのらくがきではなく、堂々とスポットライトに当たる詞(うた)に変化したということ。
これがまたスリル満点というか。
だって、今までなら誰にも見られることのなかった頭の中の言葉たちが、今ではいつでも誰でも見ることができる「歌詞」になっているのだから。
なんなら、自分の歌声でその言葉を人々に聴かせるとなると鳥肌が立ってしまう(いい意味でね)。
心の声を表に出すことは、やっぱりそれなりにコワイ。
それが歌詞であろうと、絵であろうと。
その代わりにものすごい幸福感もやってきます。
良くも悪くも後戻りできないのが、不思議と爽快感に繋がって、「あっ、言っちゃった……でも気持ちいい」みたいな。
そして意外と共感してくれるんですよね。
「自分の想っていることはダメなんかじゃない。むしろ一緒にそれに賛同して踊ってくれる人たちもいるんだな」と。
それに気づいたとき、あたたかい幸福感に包まれました。
そうして、「らくがき」が「歌詞」に生まれ変わり、新たな幸せに気づきましたとさ。
めでたしめでたし。
「おやつなトピック」って?
Z世代のインターンから、この道うん十年のベテラン編集者まで、TABI LABO“ナカの人”がリレー形式で担当するコラムです。
「おやつなトピック」
甘いものに手を伸ばす代わりに
小腹を満たすコラムはいかが?