宇宙人が見つかってしまうのも、もう時間の問題らしい!
「もうすぐ宇宙人が見つかるかもしれない」とのワクワクすぎる見解が、先日ついに発表された!
スイス連邦工科大学チューリッヒ工科大学(ETH)の天体物理学者サーシャ・クアンツによると、今後四半世紀以内に太陽系外惑星で生命の証拠を確認できる可能性があるとのこと。
© ESA/ハッブル、N. バートマン
こんにちでは、すでに5,000以上発見されている太陽系外惑星。なかには、地球によく似た惑星も多く存在している。
しかし、そこから生命体を見つけるためには、それらの地球型惑星に大気があるかどうか、そしてその大気がなにでできているかを調べることが不可欠だ。
大気を調べる装置として有用なもののなかには、たとえばNASAが中心となって開発している「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」がある。しかしこれは、大気中の二酸化炭素や水の検出こそできるものの、地球のような遥かに小さい惑星を観測することは難しい。
そこでこのギャップを埋めるため、クワンツのチームは中赤外線と分光器を備えた特別な装置(METIS)を開発している。この装置は、現在チリの「ヨーロッパ南天文台」で建設中の超巨大望遠鏡(ELT)の一部となり、完成すれば世界最大の光学望遠鏡になる予定。
この新しい望遠鏡があれば、太陽系外惑星を大量に調べ、遠い星の大気を測定して生命の痕跡を探すことができるようになるそうだ。
「あと25年以内」という計画については、クワンツいわく「大胆ではあるが決して非現実的ではない」とのこと!
もし宇宙人がいるなら、生きているうちに見てみたい。そんな半分夢のような願いも、もしかしたら本当に叶う時がくるのかもしれない……。
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