【アメリカ】ゲイやバイセクシャルの男性の「献血規制」を緩和する予定

ゲイバイセクシャルの男性の献血は、現在一律で制限されている。しかし、どうやら「アメリカ食品医薬品局(FDA)」によって見直される予定のよう。

同性愛者の男性の献血は、HIVの感染リスクが理由で1980年代に全面的に禁止された。

その後は2015年に「過去1年に性交渉をしていない場合」、2020年には「最後の性交渉から3ヶ月が経っている場合」との条件付きで緩和されたが、性的指向のみで判断するのは差別的との批判が出ているんだそう。

今後は、直近の性交渉など、より個人的な状況を献血の際の質問票で回答してもらい判断する予定とのこと。この規制緩和は、医学の発展や新型コロナウィルス感染症による輸血用血液の不足も後押ししているという。

ちなみに、日本赤十字社は「過去6ヶ月以内に男性同士での性交渉があった場合、献血は不可」としている。果たして、日本でも規制緩和の動きは出るのだろうか——。

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