北海道のエゾジカ革を使った新ブランド「HADACA 肌鹿」がお目見え
北海道のみに生息する日本ジカの一種、エゾジカは、本州のシカに比べてひと回り大きなカラダが特徴。オスになると最大で200kgを超える個体もいるという。
そんなエゾジカによる農林水産業被害が近年大きな問題に。「環境生活部自然環境局」が報告した令和3年度の調査結果では、野生鳥獣の被害金額は54億5千万円で、うち44億円8千万円はエゾジカによるものだという。
ゆえに、個体数調整をせざるを得ない現状を知り、それだけではない有効活用の重要性を感じて北海道出身デザイナーが立ち上げたのが、新ブランド「HADACA 肌鹿」である。
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コンセプトは、「エゾシカ一頭一頭の革を、そのまま活かすこと」。
北海道の大自然を生き抜くエゾシカのケンカ傷や枝による切り傷など、すべての個性をあるがままに活かすという、自然回帰かつサステイナブルな魅力を伝えていきたい──そんな想いが込められているそうだ。
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ラインナップは、「コート」に「ジャケット」「プルオーバー」「ベスト」の4種類。
初お披露目は、今月15日(水)〜17日(金)に開催される「第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023」にて。
公式サイトにも詳細が掲載されているので、ぜひチェックしてみて。
『HADACA 公式サイト』
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