イギリス、新築住宅に「ギガビット対応の回線」を導入することを義務付け

昨年末、イギリスの「デジタル・文化・メディア・スポーツ省(Department for Digital, Culture, Media & Sport)」が建築規制法を改正し、イングランドにおける新築住宅の建設時に、住宅開発業者はギガビット対応の回線を導入しなければいけなくなった。

この法律改正により、新築住宅の購入者や新築マンションの入居者は、引越ししてすぐに高速インターネットを利用できることになる。煩雑になっていた設置工事の流れが行政によって調整されたと考えると、分かりやすいかもしれない。

また、新たな法律も施行され、それにより新たな回線設置工事に関する連絡を無視する家主がいたとしても、住宅やマンションなどに高速回線を導入しやすくなったそう。

時代の流れを考えると、高速回線はもはや最低限の生活を送るためのインフラ。それを積極的に整備しようとイギリス政府には、好感を覚える人もたくさんいるだろう。

Top image: © kirill_makarov/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。