見た目も技術もカッコいい空飛ぶレーシングカー「Airspeeder Mk4」

世界初の有人飛行を可能とする、空飛ぶレーシングカー

「Alauda Aeronautics」社が開発した、世界初の有人飛行可能な空飛ぶレーシングカー「Airspeeder Mk4」は、それと同時に世界最速のeVTOL(電動垂直離着陸機)でもある。

最高時速360キロに30秒で達する機体は、「エアスピーダー」なるレース種目における性能準に設計されており、競技への参画を促すことになる。

オーストラリア南部で開発が進む「Airspeeder Mk4」は、イケイケの外観であるとともに、その操縦性もロケットなどに用いられる推力偏向システム「ジンバルスラスト」の仕組みを用いることで、F1(フォーミュラ1)あるいは戦闘機と似た操縦体験になっているんだそう。

また、水素を使用した高度な電気推進システム、エアロダイナミクスに加え、最大離陸重量はわずかに950kgという特性が燃料効率を最大限向上させ、約300kmの航続距離を実現すると言われている。

これからのeVTOL業界は、水素を用いた次世代のH2eVTOL時代へ。

「Airspeeder Mk4」の技術は二酸化炭素排出量を大幅に削減し、個人が航空移動する世の中へと、力強くその一歩を進めるはずだ。

© Airspeeder / YouTube
Top image: © iStock.com/stevecoleimages
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