デルタ航空、車椅子のまま飛行機に乗れる機内シートを開発
「デルタ航空」が、フライトのバリアフリー化を推し進めている。
同社の子会社「デルタ・フライト・プロダクツ(DFP)」は、イギリスの「Air4All」と共同で車椅子に対応した機内シートを開発。乗客は、自身の電動車椅子に座ったまま飛行機に乗れるという。
©PriestmanGoode
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現在はプロトタイプの段階で、エアバスA321のシートに対応しているとのこと。ただ、少し変更を加えるだけでほかの機体にもセットできるようだ。
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今後は約18ヶ月かけて試行錯誤を繰り返し、乗客が自分の車椅子で空の旅を楽しめるようにしていくらしい。
また、「アメリカ連邦航空局(FAA)」や「欧州航空安全機関(EASA)」などからの認証の取得に向けた取り組みも実施していくそうだ。
アクセシブルなフライトが1日でも早く実現することを願いたい。
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