「AI」同士のガチバトルが映画化!戦いのゆくえは……?

テレビドラマ「金田一少年の事件簿」や「SPEC」シリーズなどのヒット作を生み出した映画監督の堤幸彦氏が、なんとも興味深い新作を発表した。

そのテーマは、“AI同士のディベートバトルロイヤル”。

チャットGPTなどのAIが注目される昨今にあって、「じゃあ、そのAI同士を戦わせたらどうなるのか?」という疑問に、「討論させる」という形でチャレンジした。

原作は2019年に舞台上演されたAIによる討論劇「SINGULA(シンギュラ)」で、今回の映画化にあたっては、登場する全15キャラクターはなんと1人のキャストが全編英語で演じ分けているという。

それぞれのキャラクターには情報学習能力が備わっているが、感情はない。ただ、性格や意見、話し口調には違いがあるようだ。

このディベートバトルロイヤルでは、指定されたルールを守らなければ即シャットダウンとなる。

また、主題歌にはr-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」を抜てき。2018年に活動を開始したボカロ P・r-906 による書き下ろし楽曲が採用されるという。

まだまだ謎多き作品ではあるが、「Makuake」でのクラウドファンディングでは、目標比145%と大きな注目を集めた。

AI同士の戦いがどんな結果となるのか。公開を楽しみに待ちたい。

© movie [SINGULA シンギュラ] / YouTube
Top image: © Makuake
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。