いま、「アメリカンドリーム」の定義が変わってきている【調査結果】
自らの努力で成功をつかもうとする、アメリカンドリーム。
その定義は長らく「巨万の富を得ること」とされてきたが、金持ちになることはもはやアメリカンドリームではないらしい——。
アメリカのWebホスティング会社「Go Daddy」が1000人を超える中小企業経営者にアメリカンドリームは何を意味するかを尋ねたところ、54%は「人生で幸せを感じること」と答えたとのこと。
「アメリカンドリーム=裕福さ」と捉えている人も56%いたが、回答者の約75%は「アメリカンドリームの定義は子どものころから変わった」と考えているそうだ。
なお、今日の中小企業経営者の多くはミレニアル世代やZ世代で、人生で重要視するものが必ずしも富ではなくなってきていることも今回の調査結果に反映されているという。
また、一時は「#QuietQuitting」がトレンドになるなど、ワークライフバランスを重視する動きが広まっていることも背景にあると考えられるんだそう。
これからの時代におけるアメリカンドリームとは、いったい何なのだろう——?
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