「ルイ・ヴィトン」が空港のラウンジを手がけたら……
ブルジョワジーの極みみたいなラウンジが、カタールの「ドーハ・ハマド国際空港」にできたらしい!
詳しく説明すると、2023年5月22日、同空港セントラル・コンコースの「カタール・デューティー・フリー」内に位置するルイ・ヴィトン ストアの上に、ミシュラン3つ星シェフのヤニック・アレノが監修する「Louis Vuitton Lounge by Yannick Alléno(ルイ·ヴィトン ラウンジ by ヤニック·アレノ)」がオープンした。
入り口にはルイ・ヴィトンを象徴するトランクなどのアイテムが展示され、頭上にはアトリエ・オイによるモビール「ケツァール」がカラフルな羽根を広げている。なんとも旅のワクワクを一緒に盛り上げてくれているような印象がある。
出発前の旅行客に食事や寛ぎのひとときを提供するこのラウンジ兼レストランは、ブランドの「旅の真髄(こころ)」を体現しているんだそう。
ラウンジの家具一つひとつもデザイナーズエディションの作品を採用することで、ラウンジ内の高級感を一層演出している。また、スタジオ ルイ・ヴィトンによる鮮やかな「ツイスト・グラス」は、メゾンの“art de la table(食卓の芸術)”の世界観を表すものとして格段の華々しさを放っている。
今回シェフ ヤニック・アレノは、「マルチリンガル」というテーマを選んだ。それは、空港を利用する世界中から来るトラベラーにいつでもこのレストランを楽しんでもらうことを意図しているんだとか。
まるで高級なアクセサリーのごとく陳列されているベーカリーは、もはや美術館を彷彿とさせる。
ルイ・ヴィトンのロゴが用いられたラテアートは、正直庶民派は飲むのをためらっちゃいそうだが、一度はこんな“飲むブランド品”を嗜んでみたいものだ。
このラウンジを満喫するため、わざわざドーハに行っちゃうのも、ありかも!?