マレーシア、「スウォッチ腕時計」のプライドコレクション所有者は3年以下の懲役刑に
プライド月間から約2ヶ月が過ぎ、マレーシアで新たな動きが出てきている。
同国は、LGBTQデザインのスウォッチ腕時計を所有している者に対し、3年以下の懲役または2万リンギット(約63万円)以下の罰金を科すと発表。
理由は、同国の道徳力低下を防ぐためとのことだ。
マレーシア当局はプライド月間前の5月に国内のスウォッチ店舗を強制捜査しており、160点以上のLGBTQアイテムを押収している。これに対し「スウォッチ」は異議を唱えていたが、今回の発表によりマレーシアはLGBTQに対する規制をさらに強化する動きに出たわけだ。
なお、マレーシアはイスラム教徒が多数を占めており、同性愛は違法。刑罰は、むち打ちや懲役20年などとされている。
LGBTQにまつわる摩擦、今後どうなっていくのだろうか——。
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